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阪神・淡路大震災から23年。断層跡地を見てきました。
ちょうど今週で阪神・淡路大震災から23年になります。出張で徳島に行きましたので、よい機会だと思い、そのまま足を伸ばして淡路島に来ました。
淡路島には、阪神淡路大震災の時にずれた野島断層という断層のずれが当時のまま保存してある北淡震災記念館という施設があり、この施設を訪れてきました。
この野島断層は震災の際に大きな箇所で横ずれ2メートル、隆起1メートルを起こした断層です。実際の断層の上にドームが建てられており、断層のずれが保存してありました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=466x10000:format=jpg/path/sdcd75149df83b200/image/i18b1ca9455787926/version/1517034932/image.jpg)
(写真:ドーム内の野島断層)
またメモリアルハウスという、当時あった家もそのまま保存してありました。断層は家の庭を横断しており、塀などがそのままずれているのを見ることができました。
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(写真:メモリアルハウスの外構のずれ)
地震の跡地はいろいろ見てきましたが、このようにずれた断層を見たのは初めてでした。断層のずれが、畑や庭などであれば、被害はまだ比較的小さいですが、都市部で断層のずれた際の人的また物理的被害は計り知れないと感じました。地震の破壊力を目の当たりにするとともに、備える大切さを再度実感しました。