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書評:国際バカロレアについて

先週と今週は子供の教育に関する書籍を読んでいます。今までは子供達に対して、国際的に活躍する人に成長して欲しいな~という漠然な思いだけがありました。なんとな~く英語教育などをしてみたり、なんにもしなかったりと、そんかことを繰り返しているうちに娘はあっという間に中2まで成長してしまいました。今年は子供の進路についてファシリーテートする必要も増し、そのための個々の子供のための教育ガイドラインを設けたいとずっと思っていました。

 

そんなことで今まで教育に関する本はときどき手にとって読んできたのですが、最近足りない知識だなと思ったのは国際バカロレアについて。バカロレアの意義などは何度も聞いたことがあるのですが、具体的なカリキュラムや授業の内容までは知りませんでした。直接国際バカロレアの教育を受けさせることはできなくても、その要素を理解し、教育ガイドラインに取り入れ家庭でできることを行いたいと思ったわけです。

 

ということで、今回読んだ本は大前研一通信の「考える人の育て方」と坪谷ニュウエル郁子さんによる「世界で生きるチカラ:国際バカロレアが子どもたちを強くする」です。

なぜ国際バカロレア教育が重要かについては、大前学長の講義で以前から散々聞かされていたので、復習のつもりで読みました。うれしい発見だったのは、国際バカロレアの導入や普及ついて実は筑波大学が重要な役割を果たしていること。近くにあるとそのすごさがあまり分からないのですが、筑波大学の良さを再認識しました。

 

坪谷氏の本では具体的に国際バカロレア教育の中身についても書いてあり、これは自分の子供にも参考になる内容でした。

 

下の息子の分はもうできているのですが、現在娘の教育ガイドラインを作成中です。できたらまたこちらのブログで紹介しようと思います。

 

国際バカロレアは教育界の黒船と呼ばれ、日本における教育はようやく変わりつつあるようです。しかしながらやはり学校にまかせているのではだめなわけで、子供を育てるのは家庭であり、親が方針を持って子供たちのよりよい将来のために共に歩むことが大切だと改めて感じました。