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Shiawase2021に参加しました

 Shiawase2021というセミナーが開かれ参加してきました。毎年このイベントがこの時期に開かれていますが、今年はオンラインによる開催でした。日本における幸福学の研究者である前野隆司先生らが中心になって毎年企画されているシンポジウムです。もう3~4年前から開催にされているのではないでしょうか。私も3年前から参加して、毎回多くの学びをえています。(過去のshiawaseシンポジウムの記事はこちら

 

 例年は1日のセミナーですが、今年はオンライン開催ということもあり2日間ありました。基調講演や、ワークショップなど充実したプログラムが組まれていました。年々充実しているシンポジウムですが、今回の基調講演はポジティブ心理学で超有名は著者も登壇(オンラインですが)。

基調講演のハイライトは、たる・ベン・シャハ‐というポジティブ心理学で有名な著者の話しでした。「Happier 幸福も成功も手にするシークレット・メソッド」で有名なタル・ベン・シャハ―氏です。彼の書籍は全て読んでいて日本訳されていない(いなかった)書籍も英語で読んでいたりします。(Joy of Leadershipの書評はこちら

 

 シャハ―氏の基調講演は、コロナ下におけるストレス管理の重要性や、親切の大切さという基本的な内容でしたが、シャハ―氏を生で聴けたという感動がありました。またコロナ下におけるストレス管理の重要性について改めて気づかされたことがたくさんありました。

 

 やはりコロナ下における生活環境は、幸福学で重要な要素の人とのつながりを弱めてしまいます。また労働環境については、通勤時間の削減というよい側面はありますが、

自宅でいつでも仕事ができるということで、仕事のオン、オフの切り替えが難しいという側面も認識できました。

 

 シャハ―氏を含む基調講演は3つぐらい、そしてワークショップにも5つぐらい参加し、ウェルビーイング、幸福学漬けの2日間でした。こんなにたくさんの人が幸福学について真剣に考え、多様な楽しい活動をされていることに知り、本当にうれしく思いました。そして自分自身の幸せについていろんな角度で考えながら、いかに自分が恵まれてい幸せかを深くかみしめました。

 

 今は趣味程度でウェルビーイングを広げる取り組みを地元のつくばでしようとしているところですが、もっと自分もウェルビーイングの普及に貢献したいと感じました。

 

 少しづつではありますが、日本においても幸福学の理解者、実践者が広がり、社会への影響が広まりつつあります。そんな日本への将来に対してワクワクすることができました。微々たるものですが、これからも自分にできる範囲の活動を楽しく続けていきたいと思います。

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