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有給をきちんと活用しよう!

 さて今回のブログは有給についてのトピックについてです。なぜこのトピックについて書いているかというと、気が付くと私自身今年の有給の取得が危うい状態にあったからです。

 

 今年はコロナ禍でさまざまな分野で日常の生活はルーティンが奪われた年でした。仕事に関しても広範囲な影響があり、有給取得についても影響があったように思います。

 

 まずはコロナ禍における福祉支援事業など、複数の要因で仕事が忙しかったこと。これはありがたいことでもあります。次に、休んでもどこにも行けなかった時期が長かったので有給をとろうと思わなかったこと。今年有給あまり取れなかったのはこちらの要因の影響が強いかもしれませんね。

 

 後者に関しては、日本全国にあてはまることであり、もしかしたら国全体で、今年は有給の取得率は低下しているのかもしれません。

 

 ふと、有給の取得率の統計が気になりましたので、調べてみますね。

 

 ある調査によると有給取得率50%で、調査対象国19か国中最低だそうです。やっぱりな~という結果です。ワーケーションうんぬんよりも、まず有給取得率を高めることが国全体として必要な状況ではないでしょうか。またよく有給には「消化する」という動詞が使われますが、そのこと自体がよろしくない傾向ですよね。

 

 さて、かくいう私は今まで有給を利用するということに妥協をせずに仕事をしてきました。それが許される環境にあり続けたというのは非常にありがたいことです。そのようなこだわりを持ち続けているかという理由を整理してみると以下があげられます。

 

  1. 仕事を離れることによってきちんとリラックスができること。やはりこの理由が大きいです。1週間ぐらい休むと、体や心もリラックスして、また仕事をバリバリしたい思うようになります。また休暇中にいいアイデアが浮かぶこともあります。
  2. 職員の権利であること。海外にも何年かいましたので、社員はきちんと権利を持った立場であるという意識がもともとあります。認められている権利を行使しないなんてもったいないですよね。
  3. 適切なworkライフバランスは幸せにつながること。これは近年ウェルビーイングの勉強をして分かったことですが、幸福度を高めるためには、それぞれの行為に適切な量や時間を配分することが大切です。仕事をしていて幸せと感じていたとしても、やりすぎは禁物です。幸せを感じることのできる適切な範囲というものがあります。

 さて有給についてそんなこだわりを持っていますが、ふと立ち止まって見ると今年は全然有給取っていないではないですか!

 

 現在恵まれて非常に意義があり仕事に携わらせていただいており、仕事をもっとやりたい、やらなきゃという気持ちもあります。しかしここは優先順位の問題で、有給取得についてはやはり妥協すべきではないと改めて感じています。

 

 ということで11月は優先的に有給を使おうと思っています。ちなみにその使い方を考えていたらめちゃめちゃわくわくしてきました。やりたいことはいつでもたくさんありますが、11月にやりたいのはアウトドア。ソロキャンプや1泊登山などに挑戦してみようと思っています。

 

 それぞれ職場での状況は違うので一概には言えないと思いますが、有給の活用に妥協しない!という考えも大事なのではないでしょうか。