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shiawase3.0シンポジウムに参加してきました

 武蔵野大学の有明キャンパスで開催されたshiawase3.0シンポジウムというイベントに参加してきました。慶應大学の前野教授が実行委員長を務めておられ、shiawaseシンポジウムは今年で3回目の開催です。ちなみに2年前に開催されたshiawase2.0シンポジウムにも参加しました。

 

 普段私はウェルビーイング心理教育アカデミーの会員として、会員の間でウェルビーイングや幸福学について学びあっています。ですので、ウェルビーイングの話題にはいつも触れているわけですが、分かりにくいのは、世の中のウェルビーイングや幸福学の浸透度。ウェルビーイング関連の本も継続的に出版されていますが、世の中にどれだけ浸透してきているかは分かりにくいですよね。もっともっと普及して欲しいと思いながらも、世の中への浸透度はまだまだだなと思っていました。

 

 そんなことも考えながら今回のシンポジウムに参加。そして嬉しいことに、ウェルビーイングや幸福学は確実に日本においても広まってきていることが実感できました。

 

 シンポジウムのプログラムは午前は対談を視聴で、午後はワークショップ・セミナーの参加という形式。対談は著名人を交えた3つの対談で、どれも幸せについて、違った角度で語られていて面白いものでした。そして午後のワークショップは、20以上も計画されていて、どれに参加するか迷ってしまうぐらいプログラムが充実していました。

 

 私はその中のうち欲張って以下の5つに参加しました。りょうぜん里山がっこうの取り組み、幸福学をベースとした役所2.0、ヒュッゲで有名やデンマークの体験談

、ウェルビーイングをベースとしたメンタル支援プログラム、そして幸せと都市環境。

それぞれトピックは違いましたが、どれも非常に面白い内容でした。慶應大や武蔵野大の研究生が発表しているプログラムもありました。

 

 ということで、ウェルビーイングは産学官民の間で、多岐にわたるトピックで注目を集め、また様々な取り組みが行われていることを感じることができました。

 

 またシンポジウムではウェルビーイングを普及する新しい仲間にもたくさん会うこともできました。多くの人が、幸せな個人の生活、そして社会を目指して取り組んでいる姿を見て私も多いに鼓舞されました。

 

 かくいう私も今年からつくばにおいて、ポジティブ心理学入門セミナーを定期的に開いて、身近な人たちにウェルビーイングやポジティブ心理学について知ってもらおうと取り組んでいます。この歩みを止めずに、自分が貢献できる範囲で、ウェルビーイングの普及に今後も取り組んでいきたいと改めて思いました。

 

 ということで、次回のつくばでの「ポジティブ心理学入門」セミナーが来週になりました。まだまだ参加者募集しておりますので、よろしければどうぞ。

 

 セミナーの詳細と申し込みはこちらから。