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防災士としてできること:家族の防災

 2015年に取得した防災士の資格。防災士の目的は、自分が救助される側ではなく、救助する側にたてること。そのためには、まず自分や家族を災害から守ることを第一に考えなければいけません。

 

 そう考えたときに、私自身の災害の一番のリスクは都内勤務と通勤です。以前のブログ(こちら)で紹介したように、通勤の防災として最低限の備えをしています。

 

 さて今年から娘が都内通学をするようになったので、家族の防災も考える必要が出てきました。

 

 娘が通っているのはN高等学校の御茶ノ水キャンパス。まだ実際にキャンパスを見て、場所を確認していなかったので、今日はキャンパスを見に行ってきました。

 

 キャンパスにいる時の発災は、学校の指示のもとに動くということがすでに決まっています。問題になるのは、通学途中。秋葉原から御茶ノ水への移動中であり秋葉原からつくばへの移動中です。

 

 特に通学中は所属する団体が避難誘導してくれるわけでもなく、自分で考えて行動する必要がある区間です。今日はキャンパスを見るだけでなく、秋葉原周辺にいる時に災害にあったらどこに避難するかの確認もしてきました。防災の観点からは、実際どのような状況になるか分からないけれでども、事前の決め事を作っておく事が大切です。

 

 秋葉原UDXという建物が、秋葉原駅の隣にありますが、帰宅困難者受け入れ施設でもあるので、そこを避難場所とすることに決めて、UDXの前を一緒に娘と歩いてきました。地図で確認するだけでなくて、実際に行って確認することも大切です。

 

 30年以内で発生確率が70%とも言われる首都直下地震。自分のキャリアの中で、この首都直下地震に遭遇するという心構えでいます。そのためには少しでもの準備を、いつもしていることが大事になります。

 

 特に都内通勤されている方は、通勤時や通学時のガイドラインを設けて、家庭でも話し合われることをお勧めします。